ヤマニ醤油高田営業所、勝手に応援団

岩手県・陸前高田で愛され続ける“おいしい醤油”、その超非公式ガイド

簡単おいしい! 「上級ほんつゆ炒飯」であります

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こんばんは、陸前高田「ヤマニ醤油高田営業所」の回し者として勝手に暗躍している自動車ライター、伊達軍曹であります。

 

過日のエントリで「上級醤油1:ほんつゆ1:日本酒1の合わせ調味料を使えば、たいていの醤油系料理は美味くなる」ということを申し上げました。よく考えてみますとこの配合ではややしょっぱくなるため、本当は日本酒を1ではなく1.5ぐらいにするとちょうどいいのですが、「1:1:1」というフレーズのキレの良さを優先し、そのように書かせていただきました。ま、各自の好みに応じてその人なりの配合を決めていただくのがとにかくいちばんです。押忍。

 

 

 

さて、この合わせ調味料が効くのは前回ご紹介した煮豚(焼豚/チャーシュー)、もそうですが、いわゆるひとつのチャーハンすなわち焼飯にもかなり効きます。最強レベルの美味さに仕上がります。

 

まぁ「最強」というのはちょっと言い過ぎで、本当の最強はわたくしが思うに銀座9丁目(本当は新橋1丁目)の「謝謝」というガード下の名門中華料理店が使っているオリジナルの醤油だれです。が、とにかくこの「上級醤油1:ほんつゆ1:日本酒1」もチャーハン作りにはかなり重宝します。

 

さっそく作ってみましょう。材料はコレです(2人分)。

 

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 ざっくりめに切った長ネギ2分の1本と、前回作った「上級ほんつゆ煮豚」を少々。そして卵2コに、写真には写ってませんが当然ながらご飯です。冷や飯ではなく温かいものを使ったほうがパラパラに仕上がります。

 

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で、合わせ調味料はヤマニ上級醤油25ccぐらいとほんつゆ25ccぐらい、そして日本酒25ccぐらい。それに加えて前回作った煮豚のタレを少々加えています。

 

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 熱したテフロンのフライパンに油適量を敷き、ざっくり刻んだネギと上級ほんつゆ煮豚のカットバージョンを炒めます。炒め過ぎない感じでぜんぜんOKです。

 

で、溶き卵2コ分を投入。

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そして間髪入れずに温かいご飯を投入。

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溶き卵がご飯ひと粒ずつを包み込むようなイメージで炒めます。

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男の人はココでフライパンをガンガンあおりたがりますが、家庭用のガスコンロでアレをやっても無意味というか逆効果です。大して火力の強くない家庭用コンロでは「あおるのではなくヘラで切るようにまぜまぜしつつ全体を焼き、ときおりあおって上下をひっくり返す」というイメージで調理するのが正解です。

 

なんつってるうちにパラパラしてきましたので、味を引き締める意味で塩少々と黒コショウ少々を投入。好みと人生哲学にもよりますが、ここでAJINOMOTOを2振りぐらいするのもアリっちゃアリです。

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で、フライパンのへりから「上級醤油1:ほんつゆ1:日本酒1」の合わせ調味料を回しかけます。そして醤油をいい感じで焦がしながら全体を切るように混ぜます。

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完成です。パラッパラです。

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銀座9丁目の名店「謝謝」の炒飯にはさすがに負けますが、そこらのダメ中華屋が作る炒飯よりも100倍は美味いです。

 

非常にカンタンで、それでいておいしいので、ぜひお試しください。押忍。

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